手荷物の重量や個数が確認されるポイントは、旅程の中で主に3箇所存在します。どこで誰がどのような確認を行うのか、動線ごとのリアルな実態を整理します。
第1の関門は自動チェックイン機およびカウンター周辺です。預け入れ荷物がない場合でも、モバイル搭乗券を発券した利用客がカウンター付近を通過する際、フロアスタッフが携帯式スケールや据え置き計量器への案内を行うケースがあります。基準をクリアした荷物には「確認済みタグ(キャリオンタグ)」が巻き付けられる運用も一部路線で見られます。
第2の関門は保安検査場の手前です。ターミナルによっては、保安検査場の入口前にLCC各社共用のスケールが配置され、空港警備員や案内係が重量オーバーの疑いがある手荷物をチェックする体制が取られています。
そして最大の難所となる第3の関門が、前述した搭乗ゲート(改札口)です。オンラインチェックインを済ませて預け荷物なしで直接ゲートへ向かった利用者を最終補足する防壁として機能しており、ここでスタッフによる視覚スクリーニングと実測が行われます。