インスタント麺が古くなった際に最も警戒すべき事象が「油の酸化」です。油揚げ麺は約15〜20%の油脂を含んでおり、時間とともに空気中の酸素と反応して過酸化脂質へと変化します。
過酸化脂質を多く含む食品を口にすると、胃や腸の粘膜が強い刺激を受け、食後数時間で以下のような症状が現れる危険があります。
- キリキリとした激しい腹痛や胃の痛み
- 突発的な下痢や嘔気・嘔吐
- 胸やけや強い吐き気、だるさ
一方で、熱風乾燥で作られる「ノンフライ麺」は油分がほとんど含まれないため、油の酸化による毒性リスクは油揚げ麺よりも低くなります。しかし、ノンフライ麺であっても時間の経過とともに湿気を吸ってカビが生えたり、スープに含まれる油脂類が劣化したりするため、無制限に長期保存できるわけではありません。