ネット検索で見られる「安藤政信は一時期引退・休業していたのではないか」「事務所トラブルで干されていたのか」という噂は、実態と大きく異なります。
彼が2000年代後半から2010年代前半にかけて日本のメジャー露出を控えていた理由は、干されたわけではなく、自身の美学に合致する作品を徹底して厳選していたためです。この間、チェン・カイコー監督の中国映画『花の影(原題:梅蘭芳)』をはじめとするアジア圏の国際共同製作映画に果敢に挑戦しており、安易な量産型ドラマへの出演を自ら拒否していたというのが業界内の周知の事実です。
所属事務所の移籍に関しても、大手芸能プロからフリーランス、ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)への所属、そしてより身軽な現在の体制へと移行する中で、一貫して「クリエイティブの主導権を自分に置く」というブレない意志が貫かれています。