近年、消費者のライフスタイルの変化に伴い、自宅での本格ケアにとどまらず「外出先での時短スタイリング」を求めるニーズが急増している。これに伴い、美容家電業界全体が持ち運びに特化したプロダクトの開発を加速させている状況だ。かつては熱量が足りず使いものにならないと評されたコンパクトモデルだが、最新のバッテリー技術と熱伝導率の高いプレートの開発により、据え置き型に匹敵するパフォーマンスを実現する時代へと突入した。
市場調査を見ても、ヘアケア市場におけるモバイル端末のシェアは右肩上がりの推移を見せている。特にZ世代から働く30代〜40代を中心に、バッグの隙間にすんなり収まるスリムなモデルへの支持が絶大だ。「崩れたらその場で直せばいい」という意識の定着が、このカテゴリの成長を力強く牽引している。