「自分たちが食べられないものを、大切な家族である犬に与えられるか」。開発の原点にあるのは、九州・博多で90年以上の歴史を刻む「華味鳥」の水たき文化だ。従来のペットフード業界では、原材料の「ヒューマングレード(人間と同等の品質)」という表記がなかば形骸化していた側面も否めない。乾燥肉粉や由来の不透明な油脂が使われるケースが珍しくなかったからだ。
そこに一石を投じた。自社グループの養鶏場で丹精込めて育てられた銘柄鶏「九州産華味鳥」の生肉を贅沢に使用。人間が料亭で味わう水たきと同じ素材を、そのままドッグフードの主原料へと昇華させた。工場から漂う香りは、まるで上質な和風だしのそれである。加工食品特有のツンとする油臭さは一切ない。