プロデューサーである指原莉乃は、瀧脇笙古の「愚直な努力」を誰よりも近くで見守り、正当に評価してきた一人です。グループ結成初期、決して歌唱やダンスの最前列に立つ機会が多くなかった彼女に対し、指原は彼女の個性と熱量をそのまま楽曲へと昇華させる試みを行いました。
その象徴と言えるのが、彼女が初めてセンターを務めた楽曲『BPM170の君へ』です。タイトルの「BPM170」は、ランナーが走る際の理想的なピッチ(歩数)や心拍数を連想させる数字であり、歌詞の世界観も目標に向かってひたむきに走り続けるランナーの姿を描いています。まさに瀧脇笙古の生き様そのものを当て書きしたような名曲であり、ライブで披露されるたびに会場全体が彼女のメンバーカラーである黄色とオレンジのペンライトで染まります。
また、可愛らしさを前面に押し出したユニット曲『Sweetest girl』や、グループ全体のシングル表題曲においても、抜群の運動神経を活かしたキレのあるダンスと安定したパフォーマンスで楽曲のボトムを支え続けています。目立つポジションかどうかにかかわらず、与えられた持ち場で120%の力を出し切る姿勢が、指原をはじめとする制作陣からの絶大な信頼につながっています。