欧米やアジア圏の音楽フリークの間で、1970年代の日本の劇伴・主題歌は「ブラスロックやファンクの要素を融合させた独創的なポップミュージック」として分析されている。当時の作曲家陣がポップスやクラシック、ジャズの要素をふんだんに盛り込んで制作した楽曲は、現代の耳で聴いても極めて新鮮だ。
そうした高度な楽曲を完璧に歌いこなしたボーカルの存在は、海外のリスナーにとっても驚きをもって受け止められている。SNSや動画共有サイトでは、カバー動画や楽曲解説コンテンツが投稿され、世代や国境を超えた新たなファンコミュニティが形成されつつある。