ここ数年、タレントやインフルエンサーの結婚スタイルは大きく様変わりした。かつてのように週刊誌のスクープを待つのではなく、自らのYouTubeチャンネルやInstagramで「ご報告」を行い、日常のやり取りをコンテンツとして配信する手法がすっかり定着している。仲の良さを前面に出すことで好感度を高め、CMやバラエティ番組への夫婦共演オファーを獲得する戦略だ。
だが、カメラの前で「仲良し夫婦」を演じ続けなければならないプレッシャーは、一般人の想像を遥かに超える。画面の向こう側に向けた笑顔と、実際の生活空間に漂う冷めきった空気。演技と現実の乖離が広がれば広がるほど、夫婦間の摩擦は修復不可能なレベルまで拡大してしまう。