夜間の移動や突発的な旅程において、ネット上の誤った情報に踊らされやすいのが終電時間と迂回手段の選択です。「大宮から川越はすぐ隣だから、終電を逃してもなんとかなる」という油断は、数千円単位の出費や予期せぬ足止めを招きます。
まず押さえるべき事実として、川越駅から大宮駅終電時間は平日・土休日ともに23時50分台後半(大宮行最終列車)に設定されています。日付が変わる午前0時以降、川越駅から大宮駅へ抜ける電車は1本も存在しません。大宮側からの川越行最終電車も午前0時過ぎに大宮を出発するため、深夜の相互移動は見た目以上にリミットが早いのが実情です。
「終電を逃したら東武東上線で迂回すればいい」というネット上の噂も、深夜帯には通用しません。川越駅から東武東上線で朝霞台駅(北朝霞駅)へ出て武蔵野線に乗るルートは、武蔵野線の終電が早いため日付越えの時間帯には接続が成立しないケースが大半です。
万が一終電を逃した場合、移動手段は実質的にタクシーの一択となります。深夜割増料金が適用される時間帯、川越駅から大宮駅西口までの走行ルートは主に県道16号(川越新道)または国道16号を経由し、走行距離は約17〜18km。川越駅から大宮駅タクシー料金目安は約7,500円〜9,000円に達します。所要時間は夜間であれば道が空いているため約35分前後で走破できますが、電車運賃(335円)の20倍以上の出費を強いられる計算になります。