浅田真央の現在の活動において最大の核となっているのが、立川市(立飛ホールディングスとの共同プロジェクト)に誕生した通年型スケートリンク「MAO RINK」の運営と、そこから生み出されるエンターテインメントである。
引退後の彼女の歩みは、日本のトップアスリートにおけるセカンドキャリアの常識を覆し続けてきた。全国を巡回した「サンクスツアー(2018–2021)」、革新的な演出で絶賛された「BEYOND(2022–2023)」、そして全編生オーケストラ演奏を導入した劇場型アイスショー「Everlasting33」へと至る軌跡は、プロフェッショナルとしての確固たる独立性を示している。
日本国内における通年型リンクの減少が長年の社会課題となる中、自らの名を冠したリンクを民間企業とともに建設した事例は類を見ない。名実ともに「スケーター」の枠組みを脱却し、スポーツ事業の先導者としての地位を確立している。