定番の黄金比率をマスターしたら、プロが隠し持つ「隠し味」のテクニックを取り入れたい。最も手軽で劇的な変化を生むのが、ほんのひとツマミの塩(岩塩や海塩)を加える技だ。塩味が梅の自然な甘みとコクを鋭く引き立て、後味を驚くほど引き締めてくれる。
さらに、くし形に切った生のレモンを軽く絞り入れたり、和のスパイスである「ひとつまみの粉山椒」をグラスの表面に散らしたりするアレンジも人気を集めている。山椒の爽快な刺激と紀州南高梅特有のフルーティーな香りが相乗効果を生み、まるで高級料亭の食中酒のような洗練された和製カクテルへと変貌を遂げる。