「10年後の8月」という言葉が若い世代へと継承された決定的な契機が、2011年4月に放送されたオリジナルアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』です。
作中ヒロインである、めんま(茅野愛衣)、安鳴鳴子(戸松遥)、鶴見知利子(早見沙織)の3人が歌う『secret base ~君がくれたもの~ (10 years after Ver.)』は、作品の持つ「幼馴染の死と後悔、再会」というテーマと奇跡的な親和性を見せました。アニメのクライマックスでイントロが流れ出す演出は「涙腺崩壊確定の神演出」として社会現象化し、あの花 10年後の8月という検索ワードが急上昇することになります。
本作は数多くの著名アーティストによってカバーされ続けており、主な歴代カバーには以下のようなものがあります。
- SCANDAL(2010年):同世代のガールズバンドとしてのリスペクトカバー
- 本間芽衣子、安鳴鳴子、鶴見知利子(2011年):『あの花』EDテーマとして社会現象に
- May J.(2013年):圧倒的な歌唱力でカバーアルバムに収録
- Silent Siren(2015年):実写版スペシャルドラマ『あの花』主題歌として担当