両モールを実際に使い込んでいるユーザーたちは、どのようなメリットを感じ、どこにストレスを抱えているのでしょうか。SNS上のコミュニティや掲示板、Q&Aサイトに寄せられた「ネットの反応と口コミ評判」を多角的に分析すると、公式プロモーションからは見えてこないリアルな実態が浮かび上がってきます。
まず、楽天市場のヘビーユーザーから寄せられる賞賛の声として多いのは、食品や特産品のクオリティ、そしてポイントの爆発力です。
「地方の隠れた名産品やスイーツ、新鮮な海鮮を取り寄せるなら楽天一択。生産者のこだわりが伝わるページ構成になっていて、ハズレを引くことがほとんどない。買い回りをしっかり設計すれば、一度に2万ポイント近く戻ってくるので実質的な割引率がすごい」(30代女性・自営業)
しかしその一方で、UI(ユーザーインターフェース)の煩雑さに対する強い不満も根強く存在します。
「楽天の買い物画面はメルマガ登録のデフォルトチェックが多く、解除し忘れると1日に何十通も宣伝メールが届いてウンザリする。キャンペーンも『事前エントリー』を忘れると還元が一切受けられない仕様は、明らかにユーザーの取りこぼしを狙っているようで疲れる」(40代男性・会社員)
他方、Amazonユーザーの口コミでは「スピード感と利便性」が圧倒的に評価されています。
「夜寝る前に注文した日用品が翌日の夕方に届く生活に慣れてしまうと、もう他は使えない。レビューをサッと見て1タップで決済できるので、買い物に時間を取られないタイパの良さが最高」(20代男性・ITエンジニア)
しかし、Amazonにも深刻な盲点が存在します。ネット通販の現場で問題視され続けているのが、「サクラレビュー(虚偽の高評価口コミ)」と「悪質なマーケットプレイス出品者」の存在です。ノーブランドの類似品が検索上位を埋め尽くしていたり、注文した商品と異なる仕様のアイテムが海外から届いたりといったトラブルは後を絶ちません。「出荷元・販売元がAmazon.co.jpになっているか」を確認する自衛策を講じなければ、粗悪品を掴まされるリスクはAmazonの方が高いというのが経験者の一致した見解です。