稀惺かずとの本名は松岡恵(まつおか・めぐみ)。彼女が宝塚の世界を志した背景には、血縁関係以上の純粋な舞台への憧れがありました。祖母が元タカラジェンヌ(元雪組・星組男役の千登三代)という家庭環境に育ち、幼少期から宝塚の舞台芸術に親しんできた彼女は、小学生の頃に観劇した舞台の圧倒的なエネルギーに心を奪われ、「自分もあの場所で人を照らす存在になりたい」と志すようになります。
難関として知られる宝塚音楽学校には、2017年に宝塚音楽学校 105期生として一発合格を果たしました。入学式や卒業式では、メディアの過剰な取材攻勢を受けながらも、常に凛とした姿勢を崩さず、卒業式では答辞を務めるなど学業・実技ともに極めて優秀な成績を収めています。
気になる松岡修造 娘 芸名の「稀惺かずと」ですが、「稀(まれ)に見る煌めく星(惺)のように、唯一無二の輝きを放ちたい」という願いが込められています。本名である「恵」という一文字の温かさを胸に秘めつつも、偉大な父や家系の名に甘えることなく、自らの力で星組の夜空に輝くという強い覚悟がうかがえます。