Q1:鼻血が出た時に首の後ろをトントン叩くのは効果がありますか?
A1:医学的根拠は一切なく、むしろ有害な行為です。首の後ろを叩いても鼻腔の止血には何の影響も与えず、振動によって頭部や鼻粘膜が揺れ、血栓の形成を阻害して出血を悪化させる恐れがあります。絶対に叩かず、静かに小鼻を圧迫してください。
Q2:鼻血が出ている時は、横になって体を休めた方が良いでしょうか?
A2:横になるのは避けてください。体を横に倒すと頭部の静脈圧が上がり、鼻への血流が増加して出血が止まりにくくなります。さらに、血液が喉へ逆流して誤嚥や嘔吐の危険が高まります。椅子に深く腰掛け、頭を高く保った前傾姿勢を維持するのが鉄則です。
Q3:病院ではどのような血液検査で止まらない原因を調べるのですか?
A3:主に血小板の数を調べる「全血球計算(CBC)」や、血液が固まる時間を測定する「プロトロンビン時間(PT-INR)」「活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)」などの凝固系検査を実施します。これにより、白血病や特発性血小板減少性紫斑病、肝機能障害に伴う凝固因子不足、あるいは抗血栓薬の効きすぎなどを正確に判定します。