20世紀初頭、このフランス生まれのナッツ菓子に革命的な変化をもたらしたのがベルギーのショコラティエたちだった。
1912年、ブリュッセルの老舗ノイハウス (Neuhaus)の創業者一族であるジャン・ノイハウス2世 (Jean Neuhaus II)は、ローストナッツのペーストを固いチョコレートの殻で包み込むという画期的な手法を考案した。これこそが今日、世界中で愛されているひとくちサイズのボンボン・ショコラの真の姿である。
この革新によって、中のフィリングが外気に触れずフレッシュさを長く保てるようになった。後にゴディバ (Godiva)などの名門ブランドもこの製法を継承・進化させ、高級ショコラ文化のゴールドスタンダードを確立したのだ。