インターネット上の掲示板やSNSでは、「渋谷のTOHOはどのスクリーンも同じ感覚で入場できる」という誤った思い込みが散見されます。しかし、前述の通り渋東シネタワーはフロアが上下に分断された特異なレイアウトです。この構造を熟知していないと、思わぬ時間的ロスを被ることになります。
最大の盲点は、2階に位置するSCREEN 5のアクセス経路です。7階や4階へはエレベーターが主要な移動手段となりますが、SCREEN 5へは「1階チケット売り場横の専用階段」から直接上がる運用となっています。エレベーター待ちの列に誤って並んでしまい、直前になって階段利用に気づく来場者が後を絶ちません。自身の鑑賞スクリーンが何階にあるのかをチケット発券時に必ず確認することが肝要です。
また、ロビーや各階のトイレスペースも都市型ビルゆえに郊外シネコンほどの広さはありません。特に女性用トイレは上映前後に激しい混雑が発生するため、駅構内や地下通路の清潔なパウダールームを事前に利用しておくことが、精神的な余裕を持った鑑賞につながります。