ネット上のムーブメントにつきものなのが賛否両論の議論だ。当然、過激な言動や急速なメジャー化に対して懐疑的な目を向ける層も少なくない。しかし、面白いのはそのアンチの存在すらもコンテンツの一部として取り込んでしまうエコシステムが出来上がっている点だ。
批判的なコメントに対して、ファン側がそれを逆手に取ったパロディ動画やミームを作成して返す。結果としてポジティブな話題もネガティブな話題もすべて熱量へと変換され、タイムラインのインプレッションを独占するループが完成している。
この議論の絶えない状態こそが、アルゴリズムを味方につけ、ブームを長引かせる最大の要因となっている。