写真集『知らないことばかり』がファンの枠を超えて大きな社会的反響を呼んだ最大の契機は、彼女が見せた「知性と無防備さの鮮烈なコントラスト」にあります。撮影を手掛けたのは、女性の自然体な美しさを引き出す名手として名高い写真家・三瓶康友氏。カメラは彼女の知的な横顔だけでなく、これまで誰も見たことのなかったパーソナルな素顔へ深く肉薄しています。
撮影のロケ地は、本人のルーツと内面世界を投影した東京、長野(諏訪湖周辺)、沖縄(竹富島・石垣島)の3つの拠点が選ばれました。東京の街並みでは知的で都会的な佇まいを、レトロな情緒が残る長野の温泉街や諏訪湖畔では文学少女のような静謐さを、そして晴れ渡る沖縄のビーチや古民家では太陽のような笑顔と健康美を捉えています。
特に注目を集めたのが、自身初となる水着およびランジェリーでの撮影です。透き通るような白肌と引き締まったヘルシーなボディライン、そして波打ち際で見せた屈託のない笑顔は、従来の「秀才キャラ」「熱血サポーター」というパブリックイメージを鮮やかに更新しました。本人が制作発表時に語った「自分自身でもまだ知らない自分を探す旅」という言葉通り、飾らないすっぴん風のナチュラルメイクから大人の色香が漂うランジェリー姿まで、一瞬の感情の揺らぎが見事に焼き付けられています。