閑静な高級住宅街と先進的なカルチャーが共存する自由が丘の地で、自由ヶ丘学園高等学校が挑むのは「予測不能な時代を生き抜く個の育成」だ。かつての詰め込み型教育から完全に決別したキャンパスでは、教員が生徒に一方的に講義を聞かせる時間は最小限に抑えられている。自ら課題を発見し、他者と協働しながら解を導き出すアクティブな空間が日常として定着した。
この劇的な変貌を牽引するのは、現場教員たちの意識改革だ。外部の専門機関や企業と連携し、常にアップデートされるカリキュラムは、従来の高校教育の枠組みを軽々と超えていく。生徒一人ひとりの知的好奇心を刺激する仕掛けが校内の至る所に散りばめられており、教室の外に広がる実社会と直結した学びの場が構築されている。