『赤髪の白雪姫』を語る上で欠かせないのが、元暗殺者でありゼンの伝令役兼白雪の護衛を務めるオビの複雑な心情です。ファンコミュニティでも常に熱狂的な議論の対象となってきました。
オビが白雪に対して抱いている感情は、明白に好意(恋愛感情)を含んだものです。しかし、オビはそれを白雪に押し付けることは決してありません。彼にとって白雪は暗闇から引き上げてくれた光であり、同時に主君であるゼンは自らの命を預けるに値する唯一無二の主です。
白雪の隣でリリアス生活を支えつつ、ゼンと白雪の絆を誰よりも尊重し、二人の関係を陰から守り抜くことを自らの誓いとしています。この「決して一線を越えない高潔な忠誠心と切ない献身」こそがオビの最大の魅力であり、物語の結末においても、オビは二人の未来を一番近くで見守る掛け替えのない存在であり続けるはずです。