「トカゲの手足のバランスが上手く描けない」という悩みの原因は、関節の曲がる向きと指の長さのルールを見落としている点にあります。決定的なポイントを押さえるだけで、イラストの説得力は劇的に向上します。
手足を描く際の絶対的なルールは以下の通りです。
- 前肢(腕):肩から水平に横へ伸び、肘は外側・上向きに曲がって地面へ下りる。
- 後肢(脚):骨盤から前方へ張り出し、膝は前・外側を向いたあと、かかとが後方に引かれて接地する。
- 指の長さ:5本の指は扇状に広がり、特に第4指(薬指に相当する指)が最も長い。
顔の構造においては、頭部を「先端がやや丸みを帯びたくさび形(三角形の立体)」として捉えるのがコツです。目は頭部の斜め上側についており、眼球の上にある隆起(眉のような骨)をしっかり意識すると立体感が際立ちます。まぶたの厚み、鼻孔(鼻の穴)、そして目の後方にある丸い鼓膜(耳孔)を正しい位置に配置することで、生物としてのリアルな表情が完成します。