美しい沖縄の海ですが、自然の海である以上、特有のリスクに対する正しい知識が必要です。夏場(主に6月〜10月)の海水温上昇に伴って発生する有毒の「ハブクラゲ」は、刺されると激しい激痛とミミズ腫れを引き起こし、重症化する場合もあります。
安全に海水浴を楽しむ基本は、沖縄ハブクラゲ対策ネットが設置され、ライフセーバーが監視を行っている管理ビーチを選ぶことです。ネットの内側であればクラゲの侵入が防がれているため、安心して身体を委ねることができます。万が一ネットのない天然ビーチで泳ぐ場合は、長袖のラッシュガードやウェットスーツ、レギンスを着用して肌の露出を極力避ける自衛策が必須となります。
さらに警戒すべきは「離岸流(リーフカレント)」です。サンゴ礁の切れ目から沖合に向かって局所的に発生する強い引き波に巻き込まれると、オリンピック選手並みの泳力でも逆らって岸に戻ることは困難です。万が一流された場合は、岸に向かって泳ごうとせず、海岸線と平行に横へ泳いで潮流から脱出することが鉄則です。