気になるのは健康面、とりわけ糖質の急激な吸収による「血糖値スパイク」のリスクだろう。しかし、近年の臨床データはこの懸念に対して興味深い事実を提示している。実は、精製された小麦粉で作られた菓子パンや甘い缶コーヒーを単品で流し込むよりも、乳脂肪分を豊富に含むアイスクリームのほうが、消化吸収速度が穏やかで食後血糖値の急上昇・急降下を起こしにくいケースがあるのだ。
脂質とタンパク質が糖の吸収スピードにブレーキをかけるため、持続的なブドウ糖供給が脳へと届けられる。ただし、この恩恵を最大限に引き出すためにはいくつかの実践ルールがある。一度に食べる量はミニカップ半分(約50〜70g程度)に抑え、起きてから30分以内に常温の水や白湯を一杯飲んだ後にゆっくりスプーンを運ぶこと。この手順を踏むことで、胃腸への過度な負担を避けつつ、午前中のエネルギー切れや激しい眠気を防ぎ、明晰な集中力を昼前まで維持する強力なライフハックが完成する。