どれほど実績のある業者であっても、荷物の破損やスケジュールの遅延といったリスクはゼロではありません。契約を結ぶ前に、万が一の事態に対する保証体制と約款のルールを把握しておくことが、身を守る防犯壁となります。
まず把握すべきは引越一番のキャンセル料の規定です。多くの引っ越し業者は国土交通省が定める「標準引越運送約款」に準拠しており、以下のルールが適用されます。
・引越し当日のキャンセル:運賃の50%以内
・引越し前日のキャンセル:運賃の30%以内
・引越し前々日のキャンセル:運賃の20%以内
・引越し3日前までのキャンセル:キャンセル料なし(無料)
注意点として、事前に受け取った無料ダンボールを既に使用している場合、キャンセル時に資材代の実費買い取りを求められる点には留意してください。
また、引越一番のトラブル対応に関しては、家財の破損や壁面の傷に備えて運送業者貨物賠償責任保険に加入しているかを確認しましょう。作業開始前と完了後にスタッフ立ち会いのもとで家具や新居の傷チェックを徹底することが、後々のトラブルを防ぐ最大の自衛策です。