ネット上の口コミ掲示板やSNSにおいて、「深夜に車で立ち寄ったら看板の照明が落ちていて入店できなかった」という戸惑いの声が散見されます。かつては牛丼チェーンといえば「年中無休・365日24時間不夜城」の代名詞でしたが、すき家富士柚木店の深夜営業の現在は運用体系が明確にシフトしています。
店舗の基本情報およびゼンショーホールディングス公式発表によると、静岡県富士市柚木310-1に構える同店では、毎日「AM3:00~AM4:00」の1時間、営業休止(一時クローズ)の措置が取られています。この時間帯は店内の施錠が行われ、カウンターやテーブル席での飲食はもちろん、テイクアウトやドライブスルーの受付も完全にストップします。
この深夜休業の導入には、外食産業全体が進めるオペレーション改革が深く関わっています。かつて社会問題化したいわゆる「ワンオペレーション(深夜1人勤務)」の是正に伴い、深夜帯における従業員の労働環境改善と安全確保が徹底されました。加えて、調理機器の徹底洗浄やセルフレジ・受発注システムのデータ更新、食材の確実な納品検品を1時間に集約して行うことで、翌朝以降の提供スピードと衛生基準を担保する狙いがあります。「24時間営業だと思い込んで午前3時半に駆け込んだら空振りだった」という失敗を防ぐためにも、未明の1時間休業は確実に頭に入れておく必要があります。