長距離フライトを少しでも楽にしようと、Amazonなどで人気の空気で膨らますフットレストをフィンエアーの機内に持ち込もうとする旅行者は多く見られます。ここで知っておくべき最も重要な事実は、「手荷物としての機内持ち込みは可能だが、座席での膨張・使用は原則として認められていない」という運用の実態です。
保安検査場を通過し、フィンエアーの機内持ち込み手荷物のサイズ・重量規定(手荷物1個+身の回り品1個、エコノミークラスは合計8kg以内)に収まっている限り、折りたたんだ状態の足置きを機内に携行すること自体は没収対象になりません。しかし、いざ離陸後に水平飛行へ入った段階でクッションを膨らませて足元に設置しようとすると、巡回中の客室乗務員から「安全上の理由で使用を控えて収納してください」と注意を受けるケースが標準的です。
旅慣れた乗客の間では「前席の背もたれテーブルに引っ掛けるハンモック型なら使えるのではないか」と考える声もありますが、これも同様に使用不可と判断されます。前席のシートバックテーブルは乗客の体重を支える設計にはなっておらず、機内設備の破損リスクや前席の乗客への迷惑行為とみなされるためです。機内持ち込みフットレストに関する現場の評判を検証すると、「張り切って準備したものの、一度も膨らませることなく手荷物の重量を圧迫しただけだった」という落胆の声が目立ちます。