クォーターパウンダーはなぜ消えた?販売終了の理由と復活の行方

クォーターパウンダーはなぜ消えた?販売終了の理由と復活の行方

クォーターパウンダーはなぜ消えた?販売終了の理由と復活の行方に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

クォーターパウンダーの販売終了以降、日本マクドナルドが「大人が満足する肉厚ビーフバーガー」として2021年にレギュラー化させたのが「サムライマック」です。市場では「サムライマック=クォーターパウンダーの後継」と捉えられるケースが一般的ですが、味覚の設計思想やバーガーとしての本質には決定的な隔たりが存在します。

第一の相違点は「ソースによる味付けの思想」です。クォーターパウンダーの調味料は、シンプル極まりない「ケチャップ、イエローマスタード、少量の塩胡椒、オニオン、ピクルス」のみでした。肉そのものの野太い風味と脂の甘みをチーズの塩気で引き立てる、極めてオーソドックスなアメリカンスタイルを愚直に貫いていました。

対するサムライマックは、香ばしい「炙り醤油風ソース」が全体の骨格を形成しています。ニンニクやタマネギの旨味を凝縮した濃厚な醤油ダレが肉厚パティを包み込んでおり、日本人の味覚に最適化された「ご飯が進むような旨味」が前面に出ています。完成度の高い傑作バーガーであることは間違いありませんが、オールドファンが愛した「赤身肉と脂の匂いをケチャップとピクルスで豪快に流し込む体験」とは別物です。

第二の相違点は「バンズとパティの噛み応エ」です。クォーターパウンダーには専用のゴマ付きバンズが使用され、ふんわりとしながらも噛み応えのあるパティをしっかり受け止めていました。一方のサムライマックは、トーストしたけしの実付きバンズを採用し、食感の一体感を追求しています。ファストフード的な粗削りさを楽しむクォーターパウンダーに対し、サムライマックは洗練されたグルメバーガー寄りのバランスにまとめ上げられています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。