「喉の痛みと鼻水が1週間以上治らない」という場合、単なる風邪の枠を超えて副鼻腔炎(蓄膿症)へと進行している可能性を疑う必要があります。風邪のウイルス感染によって鼻の奥にある副鼻腔の換気が妨げられ、二次的な細菌感染を起こす病態です。
副鼻腔炎に特有のサインとして、以下の項目が挙げられます。
- 鼻の奥から喉へネバネバした鼻水が流れ落ちる(後鼻漏:こうびろう)
- 頬の奥、目の周り、おでこなどに重い圧迫感や頭重感がある
- 喉の奥に異物感があり、咳払いを頻繁にしたくなる
- 鼻水から嫌なニオイがする、あるいは嗅覚が鈍くなる
後鼻漏が起きると、寝ている間に粘膜へ鼻水が付着し続け、朝方の強い喉の痛みや声がれの原因になります。熱がないからと放置を続けると慢性化し、完治までに数カ月を要することもあるため注意が必要です。