ネット検索やSNSで「北九州 事故物件 最悪」と検索した際、必ず名前が挙がるのが小倉北区片野周辺です。このエリアが全国的に知られる契機となったのは、2002年に発覚した「北九州連続監禁殺人事件」の舞台となった賃貸マンションでした。凄惨を極めた事件の背景から、大島てる上でも長年にわたり最大の関心を集め続けています。
報道各社の記録および現地の不動産登記情報を確認すると、事件現場となった当該マンションは事件後に買い手が不在となり、最終的に解体・撤去されました。現在は更地を経て別の用途として整備されており、当時の凄惨な現場建物そのものは存在していません。ネット掲示板などでは「今も当時の部屋が格安で貸し出されている」といった都市伝説が散見されますが、これは明白なデマです。
また、八幡西区の折尾や黒崎周辺、小倉南区の大型団地群にも炎マークが複数並ぶ箇所が見受けられます。しかし、これらの大半は「高齢者の孤独死」「病死」「室内での失火トラブル」「ベランダからの転落事故」であり、猟奇的な事件現場ではありません。大島てるの仕様上、殺人事件も自然死の特殊清掃案件も同じ「炎マーク」でプロットされるため、視覚的なインパクトによって「ヤバい場所」という過剰なイメージが増幅されている点に注意が必要です。