「頭ではわかっているのに上手く回れない」という場合、以下の3つの原因に当てはまっているケースが目立ちます。
原因1:極度の後傾ポジション(重心が後ろに残っている)
斜面が急になると恐怖心から腰が引け、かかとに体重が乗ってしまいます。後傾になるとスキーのトップ(先端)が浮いて雪面を捉えられず、板を開くことすら難しくなります。改善策として、常にスネをブーツのタング(前側)に軽く押し当て、みぞおちを前下に向ける前傾姿勢をキープしてください。
原因2:内足(谷足)に体重が残ったまま開き出す
山側の板を開いても、体重が元の谷足に残ったままだとターンは始まらないばかりか、股が裂けるような体勢になって転倒します。開いた瞬間に「1、2の3」のリズムで意識的に外足へ体重を100%乗せ替える感覚を身につけましょう。
原因3:ターン後半に内足を寄せるのが遅い・引きずる
外足に荷重が乗ってターンが始まっているのに、内側の足を持ち上げられず雪面に引っ掛けてしまうケースです。外足1本でしっかりバランスが取れていれば、内足は軽く引き寄せるだけで簡単にパラレル状態へ戻せます。