大手映画レビューサイトの歴代スコアおよびネット上のファン投票データを精査すると、低評価が集中している作品には明確な共通点が見出せます。まずは、一般的に「つまらない」「がっかりした」という声が目立つワースト5作品の顔ぶれを確認してみましょう。
【歴代コナン映画 低評価ランキングTOP5】
第1位:『業火の向日葵』(第19作・2015年)
名画「ひまわり」を巡る怪盗キッドとの対決を描いたものの、犯人の動機の希薄さやミステリーとしての論理破綻が致命傷となり、ネット上で「歴代屈指の駄作」と評されるケースが後を絶ちません。
第2位:『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(第11作・2007年)
海賊の隠し財宝をテーマにしたアドベンチャー色強めの意欲作。しかし、映画ならではのダイナミックなスケール感に欠け、平淡な展開と謎解きの物足りなさから退屈さを訴える観客が多発しました。
第3位:『11人目のストライカー』(第16作・2012年)
Jリーグ20周年との大型コラボ企画。サッカースタジアムの爆破阻止という派手な設定の一方で、現役Jリーガー陣によるゲスト声優の演技が物語の緊迫感を大きく損ねてしまった点が響いています。
第4位:『絶海の探偵(プライベート・アイ)』(第17作・2013年)
イージス艦を舞台にした本格スパイサスペンス。国家機密を扱うリアル志向の脚本は評価されたものの、専門用語の多さと子ども向けエンタメとしての爽快感不足が賛否を分けました。
第5位:『沈黙の15分(クォーター)』(第15作・2011年)
地下鉄爆破やダム決壊など映像のド派手さは随一ですが、雪崩をスケボーで乗り越えるといった物理法則を無視した超人アクションが過熱し、ミステリーファンを置き去りにした印象を残しました。