Googleの口コミやSNS検索において、「万代書店は買い叩かれる」「査定が安すぎる」といった否定的なレビューを目にすることがあります。しかし、リユース業界の構造分析を行うと、この不満の多くは「店舗のビジネスモデルと売り手の期待値のズレ」から生じていることが浮き彫りになります。
大型リサイクルショップは、在庫維持コスト、人件費、そして商品の滞留リスクを抱えています。そのため、以下のような商品はどうしても査定額が低減せざるを得ません。
- ノーブランドやファストファッションの衣類:店舗側での再販価格が数百円にしかならないため、単体での評価がつかず「まとめて数十円〜百円」の査定になりやすい。
- 傷・汚れ・タバコ臭のあるホビー・ゲーム:再クリーニングの手間が発生し、コレクター向け商品としての価値が著しく下落する。
- 供給過多のプライズ景品:登場から時間が経ち、市場に溢れているフィギュアは数十円〜百円台での引き取りが基本となる。
「フリマアプリで売れる相場価格」をそのまま買取店に期待してしまうと、店舗利益分(一般的に売価の30〜50%程度を手元に残す構造)が引かれるため、ギャップを感じてしまいます。逆に、「出品や梱包、購入者トラブルの手間をゼロにして即日現金化する代行費用」と割り切れるかどうかが、店舗利用の満足度を分ける決定的な境界線です。