中百舌鳥駅の最大のストロングポイントは、Osaka Metro御堂筋線の始発駅であることです。朝の通勤時間帯(7:30〜8:45)における中百舌鳥駅の朝の混雑状況と着席の実態について、現地での観察調査を行いました。
平日の午前7時台から8時台前半にかけて、なかもず駅の地下ホーム鉄扉前には各乗車位置に列が形成されます。しかし、御堂筋線は朝ピーク時に約2〜4分間隔という高頻度で運行されているため、発車1〜2本前の電車(約4〜7分待ち)を見送って列の先頭付近に並べば、ほぼ100%確実に座席を確保できるのが実情です。
満員電車で立ったまま30分を過ごすのと、確実に座ってスマートフォンでの情報収集や読書、睡眠に充てられるのとでは、日々の疲労度と生産性に決定的な差が生じます。梅田や本町で勤務するオフィスワーカーにとって、この「座って通勤できる30分」こそが、多少の乗車時間を考慮しても中百舌鳥を選ぶ最大の動機となっています。
一方、なかもず駅と南海高野線・泉北高速鉄道の乗り換え動線については一定の注意が必要です。地下鉄なかもず駅と南海中百舌鳥駅は地下道および地上通路を介して接続されていますが、改札間の移動に徒歩で約3〜5分を要します。泉北高速鉄道から御堂筋線へ乗り換える通勤客が集中する7:45〜8:15の時間帯は連絡通路が混雑するため、乗り換えには5〜8分程度の余裕を見込んでおくのが現地での定石です。