『シェイプ・オブ・ウォーター』は気まずい?濡れ場とグロ描写の真相

『シェイプ・オブ・ウォーター』は気まずい?濡れ場とグロ描写の真相

『シェイプ・オブ・ウォーター』は気まずい?濡れ場とグロ描写の真相に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

観客が最も動揺するのは、物語の非常に早い段階から性的な描写が日常の風景として登場する点です。何分頃にどのようなシーンが配置されているのか、鑑賞時の警戒ポイントを整理しました。

映画が始まってわずか数分、主人公である発話障害の女性イライザのモーニングルーティンが描かれます。そこで彼女は、ゆで卵を茹でるタイマーをセットし、バスタブの中で湯船に浸かりながら自慰(マスターベーション)を行います。このシーンは彼女の性欲や生身の人間としての実存を示す重要な演出ですが、予備知識のない同伴者と見ている場合、開始早々にして耐え難い気まずさが部屋を支配します。

物語の中盤から後半にかけては、研究所から救出した不思議な水棲生物とイライザの間に愛が芽生え、関係は精神的な結びつきから肉体的な交わりへと発展します。アパートの浴室のドアや隙間を目張りし、部屋全体を満水にして繰り広げられる濃厚な濡れ場は、人間と異種族間の交わりを極めて直接的かつ官能的に描き出しています。

さらに、敵役である軍人ストリックランドが自宅で妻と性行為に及ぶ場面では、女性に沈黙を強要する暴力的な支配欲が露骨に描かれます。美しい愛の交歓だけでなく、権力や支配の象徴としての性も生々しく描写されているため、全編を通じて息の抜けない緊張感が漂います。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。