近年の東海大学における最大のトピックといえば、大胆な「大学再編」の推進だ。品川の地に集結した国際学部、情報通信学部、経営学部の3学部。この配置は、単なる校舎の移転やスペース効率化の産物ではない。先端IT、グローバル社会への適応、そしてビジネス構築力という、現代社会で最も強靭なシナジーを生み出す3領域をひとつの拠点に集中させる明確な意図がある。
キャンパスのオープンスペースに足を踏み入れると、その効果は一目瞭然だ。情報通信学部の学生が組んだプロトタイプに対して経営学部の学生がマネタイズ策を議論し、国際学部の学生がグローバル展開に向けたプレゼン資料を英語で練り上げる。高等教育に長年立ちはだかってきた文系・理系の目えない壁を物理的・精神的に取り払い、アイデアを即座に形へ変えるダイナミズムがここに存在する。