勢いが止まらない彼女のクリエイティブ。今期特に注目を集めているのが、耳心地の良さを極限まで追求した立体音響のASMRコンテンツと、誰もが真似したくなるポップなオリジナルダンスだ。画面上ではポップで軽快に見える音だが、実際の撮影現場には過酷なまでのこだわりがある。マイクの位置はミリ単位で調整され、キャンディーを噛み砕く音やシロップが滴る音の「最も心地よい一瞬」だけを拾い上げるため、一つの音に何十回もテイクを重ねるという。
また、世界中のユーザーが真似をして投稿するトレンドダンス動画の裏側にも秘密がある。一見するとキャッチーで簡単な動きに見える振り付けだが、実は「スマートフォンの画角に収まった時に最も手が綺麗に見えるアングル」を意識して考案されている。未公開のメイキングエピソードによれば、照明のライティングから小道具の色彩効果まで、数時間のセッティングを経てあの15秒の魔法が生まれているのだ。