事件現場の最前線に立つ捜査一課の刑事たちは、「落としのプロ」と呼ばれる取調官から、地道な「脚」で情報を集める聞き込みのベテランまで多種多様だ。彼らの使命は、事件の動機や真相を明らかにすること。しかし、いくら自白が得られたとしても、客観的な証拠が揃わなければ公訴の維持は難しい。
そこで決定的な役割を果たすのが鑑識課である。指紋の採取やDNA型鑑定、体液や繊維片の分析など、最新の科学技術を駆使して現場に残された無言のメッセージを読み解く。捜査一課の鋭い洞察力と鑑識課による厳密な科学捜査が合致した瞬間、目に見えなかった事件の全貌が一気に浮かび上がってくる。これこそが、数多の難事件を解決に導いてきた暗黙の極秘プロセスだ。