受診者から非常に多く寄せられる疑問が、「経血の量が減った生理終わりかけなら提出してもよいのか」という点です。結論から述べると、生理終わりかけの尿検査も避けるのが原則です。
ナプキンにほとんど血がつかない状態であっても、膣内や外陰部には微細な赤血球が残存している可能性が高く、試験紙は鋭敏にそれを感知します。「見た目は透明な尿」であっても、検査結果で潜血陽性判定が出てしまっては元も子もありません。
確実に検査を行うための目安として、生理が完全に終了してから少なくとも2〜3日後、可能であれば4〜5日ほど間隔を空けてからの採尿が推奨されています。また、採尿の際は出始めの尿を少し排出し、途中の尿を採取する中間尿の採尿を徹底することで、外陰部の常在菌や残存した分泌物の混入を防ぎ、より精度の高い検査結果が得られます。