なぜこれほどまでに多くのユーザーが、自身の顔とも言えるSNSの画像を変更しているのか。その答えは、極めて洗練されたアバターデザインにある。キャラクターの魅力を損なうことなく、デジタル画面上で圧倒的な存在感を放つ黄金比のトリミング。ネオンの反射光と影のコントラストが、スマートフォンの小さな画面でも鮮烈な印象を残す。
デジタル空間における自己表現として、ソーシャルメディアアイコンの持つ意味は年々重くなっている。単なるファングッズとしての域を超え、「洗練されたアートを着飾る」感覚でアイコンを設定する若年層が急増中だ。カルチャーの文脈を理解している感度をアピールする記号として、このアイコンは完璧な役割を果たしている。