魚を食べる菜食ペスカタリアンとは?ヴィーガンとの違いと実践の真相

魚を食べる菜食ペスカタリアンとは?ヴィーガンとの違いと実践の真相

魚を食べる菜食ペスカタリアンとは?ヴィーガンとの違いと実践の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

ペスカタリアンを日常生活に落とし込むにあたり、迷いやすい食材の境界線を整理しておく必要がある。「何を食べてよくて、何を避けるべきか」の基準を把握していれば、スーパーの買い出しやレストランでの注文で立ち往生することはない。

【積極的に食べてよいもの】
・魚介類全般(サケ、マグロ、サバ、アジ、タラ、イワシ、タイなどの魚類)
・甲殻類・軟体動物(エビ、カニ、タコ、イカ、ホタテ、アサリ、カキなどの貝類)
・海藻類(ワカメ、ヒジキ、昆布、海苔)
・植物性食品全般(野菜、果物、キノコ類、ナッツ、大豆製品、全粒穀物)
・魚介由来の調味料・だし(かつお節、煮干し、オイスターソース、ナンプラー)

【避けるべきもの】
・四足歩行の哺乳類の肉(牛肉、豚肉、羊肉、馬肉、鹿肉、猪肉など)
・鳥類の肉(鶏肉、鴨肉、七面鳥など)
・肉由来の加工品(ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミ、肉エキス入りのブイヨンやゼラチン)

なお、卵や乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)の扱いについては、本人の体質や目的に応じた選択が認められている。多くのペスカタリアンは、栄養の多様性を確保するために卵や発酵乳製品を摂取する「ラクト・オボ・ペスカタリアン」の形態をとっている。

外食の現場においては、日本ほどペスカタリアンに優しい国は他にない。主要チェーン店や日常の外食スポットでは、以下のようなメニュー選択が盤石の選択肢となる。

・回転寿司・海鮮料理店:マグロ、サーモン、貝類、納豆巻き、アオサの味噌汁など、メニューの8割以上を自在に選択可能。
・和食・定食チェーン(大戸屋、やよい軒など):「サバの塩焼き定食」「しまほっけ定食」「黒酢あんかけ(白身魚)」など、主菜として完成された魚料理を安価に摂取できる。
・イタリアン・洋食店:「魚介のペスカトーレ」「ボンゴレビアンコ」「マルゲリータピザ」「シーフードサラダ」を指名すれば、周囲の肉食者と同席しても違和感がない。
・コンビニエンスストア:「鮭おにぎり」「ツナマヨ」「サバの味噌煮パウチ」「ゆで卵」「豆腐バー」「海鮮ミックスサラダ」を組み合わせることで、高たんぱくかつ低脂質な食事が24時間手に入る。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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