筆書きの里を訪れるなら外せないランドマークが筆の里工房です。館内には世界最大級の大筆(全長3.7メートル、重さ約400キログラム)が展示されており、その圧倒的なスケールに来訪者は息を呑みます。展示エリアでは古今東西の貴重な筆や書画コレクションが常設されているほか、筆書きの里最新イベント情報として季節ごとに先鋭的な現代アート展や書道企画展が開催されています。
筆書きの里体験プログラムの中でも特に満足度が高いのが、現役の伝統工芸士から直接手ほどきを受けられる書道筆制作体験です。あらかじめ下準備された筆穂を「コマ立て」と呼ばれる木製器具を使って軸に接着し、仕上げの糊固めや銘彫り(名入れ)を行う本格的な内容となっています。約60分〜90分のプログラムで、自らの手で命を吹き込んだ筆はそのまま記念に持ち帰ることができます。筆の里工房の見どころは、見るだけの静的な観光にとどまらず、伝統の手触りを五感で体感できる点にあります。