Q1:活字が本当に苦手な中学生でも、途中で挫折せずに読める本はありますか?
A1:宮島未奈の『成瀬は天下を取りにいく』や、重松清の『くちぶえ番長』など、短めの章立てで構成され、主人公の個性が際立っている作品が最適です。また、松村涼哉の『15歳のテロリスト』のように、冒頭から事件が起きるミステリー作品は、活字慣れしていない生徒でも展開の面白さで一気に読了できる傾向にあります。
Q2:読書感想文で高い評価を得やすい作品を選ぶコツは何ですか?
A2:「主人公が道徳的に正しい行動をする物語」ではなく、「主人公が失敗したり、理不尽な状況で苦悩したりする物語」を選ぶことです。例えば『かがみの孤城』や新川帆立の『ひまわり』のように、登場人物の選択に対して「自分ならどうしたか」「自分の日常とどう重なるか」を対比させやすい作品を選ぶと、紋切り型ではないオリジナルの感想が書けます。
Q3:朝読書の短い時間(10分程度)で読み進めるには、どのような形式の本が良いでしょうか?
A3:連作短編集(『きみの友だち』など)や、1話完結形式のエピソードが積み重なる作品が最も適しています。長編であっても、各チャプターが数ページ刻みで区切られているライトミステリーであれば、前日の記憶を維持しやすく、毎日の朝読書が楽しみになります。
Q4:男子向け・女子向けでおすすめを分けるべきでしょうか?
A4:性別による固定観念で読書を制限する必要は全くありません。かつては男子=冒険・ミステリー、女子=日常・恋愛という傾向が語られましたが、現在は『かがみの孤城』が男子にも深く刺さり、『成瀬は天下を取りにいく』が女子の間で大人気を博しているように、重要なのは「主人公の生き方や葛藤に共感できるかどうか」という個人の感性です。 (出典: 中学生 おすすめ の 本(Yahoo!ニュース))