ユーフォニアム運指表完全解説!高音が出ない理由と劇的改善の替え指

ユーフォニアム運指表完全解説!高音が出ない理由と劇的改善の替え指

ユーフォニアム運指表完全解説!高音が出ない理由と劇的改善の替え指にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

Q1:ト音記号で書かれた楽譜しか読めないのですが、吹奏楽部のヘ音記号運指表に移行する簡単な方法はありますか?
A1:ト音記号の指使いに慣れている場合は、「ト音記号の音符の第3線(シ)をヘ音記号の第1線(ソ)にスライドさせて読む」ような小手先の読み替えよりも、ヘ音記号のB♭(第2間下)を開放(0)とする「実音運指のポジション」を丸ごと身体で覚え直す方が圧倒的に早道です。最初の1〜2週間、ヘ音記号の基礎ロングトーン譜をメトロノームに合わせて音名を声に出しながらピストンを押すトレーニングを行うと、自然に実音と運指がリンクします。

Q2:第4ピストンが右手の横にあるタイプと、左手で押すタイプがありますが、運指表のルールは同じですか?
A2:ピストンの配置場所が異なるだけで、管長の計算と運指表の指番号(4番)のルールは完全に同一です。右手並列タイプは小指で4番を押すため指の力が必要になりますが、左手サイドアクションタイプは左手人差し指で独立して操作できるため、速いパッセージでも右手がブレず、現代の標準設計として推奨されています。

Q3:運指表を見ても高音の跳躍(例えば中音B♭から高音F)で音が外れてしまいます。有効な練習法は?
A3:音を飛び越えようとして唇にマウスピースを強く押し付けてしまう「プレッシャー奏法」が主な原因です。高音へ跳躍する直前に、お腹の支え(呼気圧)を保ったまま口の中を「ア」から「イ」の形に狭め、息の流速だけを上げるイメージを持ってください。ピストンを押すタイミングよりもほんの一瞬早く息のスピードを切り替えることで、音が裏返ることなく滑らかに高音へヒットさせることができます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。