作文用紙の書き方完全ガイド!減点を防ぐマス目と句読点の鉄則

作文用紙の書き方完全ガイド!減点を防ぐマス目と句読点の鉄則

作文用紙の書き方完全ガイド!減点を防ぐマス目と句読点の鉄則に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

原稿用紙の書き方を巡っては、インターネットや保護者の古い記憶に基づいた誤った都市伝説が少なからず流通しています。不正確な情報に惑わされて不必要な書き直しをしないよう、正しい事実を整理しておく必要があります。

最大の誤解は、「促音(っ)や拗音(ゃ・ゅ・ょ)は行頭に置いてはならない」という説です。「小さな『っ』が行の先頭に来そうになったら、前の行の末尾に詰め込まなければならないのか?」と悩む中高生は非常に多く見られます。しかし、文部科学省の学習指導要領や国語審議会の基準において、促音・拗音を行頭に配置することは完全に認められています。行頭に置いてはいけないのは、あくまで「、」「。」などの句読点や閉じカッコ類のみです。前の行に無理に小さな文字を詰め込む必要はまったくありません。

もう一つの典型的な誤解は、「読書感想文の原稿用紙の正しい書き方と、小論文の書き方は同じである」という思い込みです。小中学校で叩き込まれた「心情豊かに、会話文を適度に入れて情景を浮かび上がらせる」という書き方は、客観的な事実と論理で相手を説得する小論文の場ではむしろ致命的な欠陥となります。小論文においてカギ括弧による会話や「!」マークを多用すると、学術的客観性が破綻しているとみなされ、大幅な減点を免れません。

また、最後のマスで文が終わった際の処理についても混乱が見られます。マス目の最後が文字で終わり、ちょうど文末に達した場合、「句点(。)のためだけに次の行を1行消費していいのか?」という疑問です。これも明確な誤りであり、次の行の1マス目に「。」だけをぽつんと置くことは禁則処理に反します。必ず最後の文字と同じマスの中に押し込むか、マスのすぐ外側に打つのが唯一の正解です。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。