受験生や保護者が最も惑わされやすいのが、5ch、Yahoo!知恵袋、X(旧Twitter)等に氾濫する「生の声」と称される書き込みです。当メディアが在学生および近年の卒業生に直接取材を行ったところ、ネット上の過激な言説と現実のキャンパスライフの間には著しいギャップが存在することが判明しました。
大手ネット掲示板では「講義が動物園状態」「就職は絶望的」といった極端な書き込みが定期的に投稿されます。しかし、実際に江戸川大学に通う現役学生は次のように語ります。
「ネットで『Fラン』と書かれているのを見て入学前は本当に不安でした。でも実際に入ってみると、テレビ制作や情報デザインの課題に没頭している学生が多く、サボっている人は自然と淘汰されていきます。自分の手でカメラを回し、編集ソフトを使い倒す毎日はむしろ充実しています」(江戸川大学メディアコミュニケーション学部3年・男子学生)
また、流通経済大学の卒業生で大手物流企業に勤務する男性も、偏見に対する違和感を口にします。
「就活で大学名を理由に落とされたと感じたことはありません。むしろ日通との提携講座で学んだ貿易実務の知識や、体育会で培った体力を面接で話すと、面接官の食いつきは非常に良かった。ネットの学歴ネタで遊んでいる人たちは、現場で何が求められているのかを知らないだけだと思います」(流通経済大学卒・20代後半男性)
このように、ネット上で大学群を嘲笑する層の多くは実際の講義や就職活動を経験していない外部の匿名ユーザーであり、現場の学生たちは自らの適性に応じた専門スキルとキャリアを極めて合理的に構築しています。