本作において特にネット上で話題を集めたのが、チャプター3で展開される拷問ミニゲーム(モティコ)をはじめとする過激な演出です。敵対する子どもたちの集団「希望の戦士」の幹部・空木言子によって拘束されたこまるが、恥ずかしいポーズやスキンシップを強要されるというシチュエーションは、発売直後から大きなインパクトを与えました。
開発陣へのインタビューや各種メディアでの解説によると、こうした演出が採用された背景には「古典的なB級ホラー映画やパルプフィクションのオマージュ」という意図が存在します。緊迫したサスペンスの中に差し挟まれるピンチ描写やお色気要素は、グラインドハウス映画などに見られる伝統的な演出技法であり、シリアスと不条理ギャグ、そして狂気が混ざり合う『ダンガンロンパ』特有のテイストをアクションゲームのインタラクティブな体験として落とし込んだ結果といえます。