ホームベースはなぜ五角形?公式寸法と四角形から進化した歴史の真相

ホームベースはなぜ五角形?公式寸法と四角形から進化した歴史の真相

ホームベースはなぜ五角形?公式寸法と四角形から進化した歴史の真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

グラウンド整備の現場において、ホームベースの設置方法と測り方はすべての計測の起点となります。ダイヤモンドのすべての距離は、本塁の「後方頂点(尖っている角)」を基準(原点0メートル)として測定されます。

熟練のグラウンドキーパーが実践する正確な設営手順は以下の通りです。

  1. 原点の決定:バックネットからの距離を確認し、本塁の後方頂点となる位置を決める。
  2. センターラインの設定:頂点からマウンドを経由し、二塁ベースの中央を貫く直線をレーザーまたは水糸で張る。
  3. 距離の測定:本塁頂点から二塁ベースの角(投手側頂点ではなく中心点)までの距離38.795m(127フィート3と3/8インチ)を正確に測定する。
  4. ファウルラインの展開:本塁頂点から一塁ベースの後方角、三塁ベースの後方角へそれぞれ27.431m(90フィート)のラインを引く。
  5. ベースの埋設:本塁の後方斜辺2本が一塁線・三塁線と完全に重なるよう配置し、グラウンド面と水平(ツライチ)になるよう地中に埋め込む。

製品の作り方とゴム製の材質基準についても厳格な取り決めがあります。一般的なプロ仕様プレートは、耐久性に優れた厚さ約10mm〜20mmの白色加硫ゴムを表面に用い、下層には反りやズレを防ぐ木芯や金属プレート、厚肉ゴムベースが一体成型されています。選手のスパイクが引っかかって足首を痛めないよう、周囲の縁にはわずかな傾斜(面取り)が施されています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。