宇治橋の謎を解く!三の間と秀吉伝説・橋姫の真相と見どころ完全ガイドを詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
旅行計画時やネット検索において非常によく見られる誤解が、京都府宇治市の「宇治橋」と、三重県伊勢市・伊勢神宮(内宮)の「宇治橋」の混同です。同一の名称を持ち、どちらも日本を代表する名橋であるため混同されがちですが、その歴史的背景や立地、建築構造は大きく異なります。
また、京都の宇治橋を鑑賞する際に見逃してはならないのが、欄干に配された「宇治橋の擬宝珠(ぎぼし)」です。橋の両側に並ぶ真鍮製の擬宝珠の中には、歴史的な遺物として貴重なものが含まれています。上流側の西詰から数えて3番目の擬宝珠には「寛政三年(1791年)」などの刻銘が残されており、度重なる流失と再建を繰り返しながらも、先人たちの手によって大切に受け継がれてきた証を間近で観察することができます。
項目京都・宇治橋(本記事の対象)伊勢神宮内宮・宇治橋滋賀・瀬田の唐橋(参考比較)所在地・架橋河川京都府宇治市(宇治川)三重県伊勢市(五十鈴川)滋賀県大津市(瀬田川)創架時期・格付け大化2年(646年)/日本三古橋不詳(近世以前から存在)/神域への表参道神功皇后期伝承(7世紀頃)/日本三古橋構造・特徴全長155.4m・檜高欄・「三の間」設置全長101.8m・純木造(20年ごとに架け替え)大小2橋構造・歴史的幹線道路(東海道)主な文化的要素秀吉茶の湯、源氏物語宇治十帖、橋姫聖俗の境界、神路山・島路山の景観俵藤太の百足退治伝説、近江八景