EC(電子商取引)の普及によって「わざわざ足を運ぶ理由」が問われる時代、同店が力を注いだのがコミュニティ空間の創出だ。文化催事やアート展示、地元のワークショップなどを定期開催するイベントスペースは、若い世代とシニア世代が交差するユニークな拠点となっている。
デジタルネイティブであるZ世代にはSNS映えする空間デザインや限定コラボグッズでアプローチし、長年のファンであるシニアには丁寧な接客とくつろぎのラウンジ空間を提供する。一見異なるニーズを持つふたつの層を、ひとつの建物内で自然に共存させる空間演出が見事だ。